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それってコホート研究ではなく時系列研究では?





頁の最後に、上の動画の書きおこしを記した。

1⃣コホート研究とは何か

上のサイトの「2.コホート研究」の図内で次のように説明している。

(引用ここから)
「ある集団を、ある危険因子(放射線、アスベスト、喫煙、生活習慣など)を持っている集団と持っていない集団にわけ、時間がたった後、どうなっているかを調べる方法です。
(引用ここまで)

武田先生はこのコホート研究を次のように説明されている。

「2:00 例えば1万人なら1万人数をとってですね、タバコを吸っている人はどうかとか、それから朝ごはんを食べている人はどうかとかですね、野菜を摂ってる人はどうかという研究をするんですね。
で1万人の人で野菜を1日200gとっている人と300g とっている人とを比べると
200グラム野菜をとってる人よりか300g 野菜をとっている人のほうが健康だったと、こういうようなのがコホート研究なんですね。」

武田先生のこの「コホート研究の説明」は正しいと思う。わかりやすく整理して書けばこういうことだ。

危険因子を持っている集団・・・野菜を1日200gとっている人(野菜の摂取量が少ない人)・・・健康な人の割合が少ない
危険因子を持っていない集団・・・野菜を1日300g撮っている人(野菜の摂取量が多い人)・・・健康な人の割合が多い

2⃣それってコホート研究ではなく時系列研究の説明では?

武田先生はコホート研究にはトリックがあるとし、次のようにおっしゃっている。

「3:42 20世紀1900年から2000年の間の100年間、だんだんだんだん地球の温度が上がってきたと言うのがあるんですね。
でこれは何だろうかということを整理した人がですね、例えばですね、自分の年齢と比較しますね、国民の年齢でもいいですね
そうすると 1900年に生まれた人がだんだん年をとっていくと気温も上がっていくという綺麗な直線が得られます。
そうするとコホート研究ではですね、日本人の年齢が経つと地球が温暖化するっていう結論になるわけですね。
私よく昔そういったんですよ。 co2二酸化炭素が温暖化ガスと言われてますけども、
co2濃度が増えると地球は温暖化するというのは、随分言われた時期があったんですね。
それで私がですね、
『そんなことってありませんよ。そんな整理の仕方だったら武田邦彦の年齢が上がれば地球が温暖化するっていうことを同じように言えます』とこういったわけですね。」

これを聞いて私は「武田先生の『xの法則』に対する批判」を思い出した。
『xの法則』とは、「喫煙率が下がるほど、肺癌が増えている。タバコは肺癌抑制剤である。」とする武田先生の説である。

「タバコを吸わない人に対して、タバコを吸うと肺がんの死亡率は10倍以上減る」と記し、グラフが掲載されている。
このグラフがxの文字に似ているので、武田先生は「xの法則」と名前をつけたのだろう。

図①

xの法則
「奇っ怪な結果?? タバコを吸うと肺がんが減る?!」より引用

武田先生の「xの法則」は間違いであることが、ネット上などで数多く指摘されている。
xのグラフの「喫煙率の低下」と「肺癌の増加」は因果関係を示していないという指摘が多い。

肺癌の原因は喫煙だけではない。
喫煙による肺癌が減っているとしても、大気汚染や高齢化による肺癌が増えていれば
喫煙率が下がっても、肺癌は増えることになる。(図②)

図②

肺癌死亡率

つまり、図①のグラフから「喫煙率が下がったことで、肺癌が増えた」とは、導くことはできない。
こんなことがいえるなら、「ガラケー使用者が減ったから、肺癌が増えた」ともいえてしまう。(図③)

図③

ガラケー使用率

あれ?この図は、武田先生のxのグラフ(図①)と同じではないか。

『「ガラケー使用者が減ったから、肺癌が増えた」ともいえてしまう。』というのも
「武田邦彦の年齢が上がれば地球が温暖化するっていうことを同じように言えます」という武田先生のご発言と同じ意味だ。

また武田先生は
「1900年に生まれた人がだんだん年をとっていくと気温も上がっていくという綺麗な直線が得られます。
そうするとコホート研究ではですね、日本人の年齢が経つと地球が温暖化するっていう結論になるわけですね。」
とおっしゃっている。

グラフにすると図④のようになる。

図④
1900年に生まれた人の年齢

図①(喫煙率が下がると肺癌が増える)と、図③(ガラケー使用率が下がると肺癌が増える)
は2本の線が交差しており、
図④(1900年に生まれた人の年齢があがると気温があがる)
は2本の線が平行になっているという違いはあるが
図①、図②、図③はいずれも二つの時系列研究
(時系列研究という言葉があるのかどうかしらないが、『「喫煙率が下がると肺がん死が増える」のはなぜか?』
など複数の記事で武田先生のXのグラフを時系列研究といっているので、時系列研究という言葉を使うことにする。)
であってコホート研究ではないし、このような時系列研究は因果関係を示すものではない。

「2:00 例えば1万人なら1万人数をとってですね、タバコを吸っている人はどうかとか、それから朝ごはんを食べている人はどうかとかですね、野菜を摂ってる人はどうかという研究をするんですね。
で1万人の人で野菜を1日200gとっている人と300g とっている人とを比べると
200グラム野菜をとってる人よりか300g 野菜をとっている人のほうが健康だったと、こういうようなのがコホート研究なんですね。」

上の武田先生のコホート研究の説明は正しかった。
しかし、下に示す武田先生があげた例は、「コホート研究」ではなく「時系列研究から誤った結論を導き出した例」だと思う。

①「日本人の年齢が経つと地球が温暖化するっていう結論になるわけですね。」

どうしてかというと、全然因果関係もなんでもないんですけども
私は1年経つと1歳としておりますよね。地球の温度がずっと上がり続けてる場合ですよ。1年に0.01度とが0.001度上がるとしますね
そうすると武田邦彦の年齢があがるたびに地球の温度が上がると。
だからこれは武田邦彦の年齢によるもんなんだ、ちゅうですね結論になっちゃうんですね。

 co2は毎年増えて地球の温度は毎年高くなっている。そうするとですね、 co2が増えると地球の温度が増えるなんてことはすぐ関係しちゃうんですね。

たとえばインドの GDP、インドの生産性が上がると地球の温度は上がるということもなりますね。コホート研究なら。

テレビの画質が良くなるたびに地球が温暖化するとこう言ってもいいんですね。

3⃣コホート研究では「危険因子を持っている集団」と「持っていない集団」を比較する。

なぜ上の①~⑤の例はコホート研究ではないのか。
コホート研究とは
「ある集団を、ある危険因子(放射線、アスベスト、喫煙、生活習慣など)を持っている集団と持っていない集団にわけ、時間が経過した後、どうなっているかを調べる」研究方法のことだった。

武田先生があげられた例が、何と何を比較しているのかを見てみよう。(赤文字で示す)

①「日本人の年齢が経つと地球が温暖化するっていう結論になるわけですね。」・・・年齢と地球の気温

②どうしてかというと、全然因果関係もなんでもないんですけども
私は1年経つと1歳としておりますよね。地球の温度がずっと上がり続けてる場合ですよ。1年に0.01度とが0.001度上がるとしますね
そうすると武田邦彦の年齢があがるたびに地球の温度が上がると。
だからこれは武田邦彦の年齢によるもんなんだ、ちゅうですね結論になっちゃうんですね。・・・年齢と地球の気温

③ co2は毎年増えて地球の温度は毎年高くなっている。そうするとですね、 co2が増えると地球の温度が増えるなんてことはすぐ関係しちゃうんですね。・・・CO2と地球の気温

④たとえばインドの GDP、インドの生産性が上がると地球の温度は上がるということもなりますね。コホート研究なら。
・・・GDPと地球の気温

⑤テレビの画質が良くなるたびに地球が温暖化するとこう言ってもいいんですね。・・・テレビの画質と地球の気温

いずれも「危険因子を持っている集団」と「危険因子を持っていない集団」に分けたものではない。

オレンジ色の文字で示すような比較をして、温暖化に影響を与えているかどうかを考えるのが、コホート研究だと思う。

①「日本人の年齢が経つと地球が温暖化するっていう結論になるわけですね。」・・・年齢と地球の気温
危険因子を持っている集団・・・60歳以上の集団(高齢者)
危険因子を持っていない集団・・・60歳未満の集団(高齢者以外)

②どうしてかというと、全然因果関係もなんでもないんですけども
私は1年経つと1歳としておりますよね。地球の温度がずっと上がり続けてる場合ですよ。1年に0.01度とが0.001度上がるとしますね
そうすると武田邦彦の年齢があがるたびに地球の温度が上がると。
だからこれは武田邦彦の年齢によるもんなんだ、ちゅうですね結論になっちゃうんですね。・・・年齢と地球の気温
危険因子を持っている集団・・・60歳以上の集団(高齢者)
危険因子を持っていない集団・・・60歳未満の集団(高齢者以外)

③ co2は毎年増えて地球の温度は毎年高くなっている。そうするとですね、 co2が増えると地球の温度が増えるなんてことはすぐ関係しちゃうんですね。・・・CO2と地球の気温
危険因子を持っている集団・・・CO2排出量が多い
危険因子を持っていない集団・・・CO2排出量が少ない

④たとえばインドの GDP、インドの生産性が上がると地球の温度は上がるということもなりますね。コホート研究なら。
・・・GDPと地球の気温
危険因子を持っている集団・・・GDPが高い
危険因子を持っていない集団・・・GDPが低い

⑤テレビの画質が良くなるたびに地球が温暖化するとこう言ってもいいんですね。・・・テレビの画質と地球の気温
危険因子を持っている集団・・・テレビの画質がいい
危険因子を持っていない集団・・・テレビの画質が悪い

4⃣調査数が多いとその他の要因は均一化されないか?

野菜と健康の関係においては、野菜を200g食べる集団と、野菜を300g食べる集団にわけ、数年後にどちらがより健康かということを調べるのだろう。

健康には野菜以外の要因(運動不足、大気汚染、ストレス、職業など)も複合的にかかわっている。
そうではあるが、研究対象人数を増やせば野菜を200g食べる人と、野菜を300g食べる人に分けた場合、
野菜以外の要因などはかなり均一化されないだろうか。

日本のコホート研究をみてみると、調査人数はかなり多い。

国立がんセンター多目的コホート調査 ・・・5保健所管内15区市町村の住民(6万から8万人)を対象に死亡、罹患を追跡
文部科学省コホート調査・・・ 全国各地で11万人を対象に、死亡、罹患を追跡
久山町研究 福岡県糟屋郡久山町・・・人口約8,400人
の住民を対象に脳卒中、心血管疾患などを疫学調査

5⃣コホート研究の結果が絶対正しいとは言い切れないと思う。

しかし、コホート研究の結果が絶対正しいとは言い切れないと思う。

たとえば日本人約11万人を対象にした10年間の大規模追跡調査の結果、次のような結果がでた。

・約7時間(6.4時間~7.4時間)の睡眠時間の人が一番死亡率が低い
・「8時間睡眠」は、7時間睡眠に比べて、男性で11%、女性23%、それぞれ死亡率が高い。
・「4時間睡眠は、7時間睡眠に比べて約2倍の死亡リスクが高い。
・10時間以上のは、7時間睡眠に比べて男性で73%、女性で92%高い。


この結果をもって寝不足や寝すぎは死亡リスクが高いとは結論づけられないと思った。
睡眠時間が短い人や、睡眠時間が長い人は、何か疾患をもっていてそれが睡眠時間に影響しており、
死亡率が高くなっているのは、睡眠時間ではなく、睡眠時間に影響が出るような疾患のせいかもしれない、と思ったのだ。

そうではあるが、武田先生がコホート研究の具体例として挙げた者はコホート研究ではなく、時系列研究だと思われるので
「7:00ですからコホート研究は基本的にはダメなんですよ。まあ簡単にはどんな結論でも得られるんです。」
というのは間違いである。
武田先生がどんな結論でもえられるとおっしゃっているのは時系列研究である。
「時系列研究は基本的にはダメなんですよ。まあ簡単にはどんな結論でも得られるんです。」
と言わなければならない。

武田先生も二つの時系列研究をおこなって「喫煙率が下がると肺癌がふえる」と結論づけておられる(図①)が
武田先生ご自身の説明が、ご自身の「喫煙率が下がると肺癌がふえる」は間違いである、と言っていることになる。

6⃣武田先生はコホート研究を高く評価されている?



上の動画で武田先生は次の様におっしゃっている。

「6:14 名古屋大学の医療関係の方がね、長年研究してる日本人の睡眠時間と健康の関係。
これは研究の対象は10万人でけど非常に詳細でまきちっと研究されておりました。
それを見ますとね、日本人の大体健康な睡眠時間ってのは6時間から8時間ですね
8時間以上ではむしろ健康外しますまそのデータですとね」

武田先生が研究者名などを明らかにされていないので、検索したところ、
名古屋大大学院の玉腰暁子助教授らの共同研究グループが、日本人約11万人を対象にした10年間の大規模追跡調査の事をおっしゃっているのではないかと思った。(5⃣に記した研究)

その研究では、
・約7時間(6.4時間~7.4時間)の睡眠時間の人が一番死亡率が低い
・「8時間睡眠」は、7時間睡眠に比べて、男性で11%、女性23%、それぞれ死亡率が高い。
・10時間以上の人は7時間睡眠に比べて男性で73%、女性で92%死亡率が高い。
高く、男女とも睡眠時間が減少するほど、あるいは増えるほど死亡率が高くなるとの結果としており、先生のご発言とほぼ一致する。

玉腰暁子助教授の研究では
仮説として考えられる要因を睡眠時間とし、睡眠時間ごとにいくつかのグループにわけてそれぞれの疾病の罹患率または死亡率を比較されたのではないだろうか。
これはコホート研究なのではないか?

「7:00 ですからコホート研究は基本的にはダメなんですよ。まあ簡単にはどんな結論でも得られるんです。」

と武田先生はおっしゃているが、なぜ玉腰暁子助教授のコホート研究を「きちっと研究されておりました。」と評価されているのだろうか。
時系列研究をコホート研究だと勘違いされているのか。
しかしそうだとすると、武田先生自身が二つの時系列解析を比較したグラフを提示して「喫煙率が下がると肺癌が増える」とおっしゃっていることと辻褄があわなくなってしまう。

7⃣温暖化について

武田先生はこのようにおっしゃっていた。
③ co2は毎年増えて地球の温度は毎年高くなっている。そうするとですね、 co2が増えると地球の温度が増えるなんてことはすぐ関係しちゃうんですね。

CO2と地球の気温二酸化炭素が地球温暖化をもたらすというのは、コホート研究ではなく、メカニズムとして説明されている。

たとえば、
という記事は次のように説明している。

(引用ここから)
❶太陽のエネルギーにより地上が温まる
❷地上から放射される熱を温室効果ガスにより吸収・再放射して大気が温まる
❸温室効果ガスの濃度が上がる
❹温室効果がこれまでより強くなることで、地上の温度が上昇

・地球全体の平均気温が上昇している現象を地球温暖化と呼ぶ
・温室効果ガスは二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素などがある
・二酸化炭素の排出が急激に増え始めたのは18世紀の産業革命以降である
(引用ここまで)

これは一般的な二酸化炭素が地球温暖化の原因とする説であるが、もちろん絶対正しいとは言い切れない。
地球温暖化については様々な要因を考える必要があるだろう。

8⃣タバコのコホート研究について

武田先生はこのようにおっしゃっている。

「7:23ですから例えばのタバコをすうと、もちろん一番もっとはっきりしているのは副流煙を吸うと肺がんになるんだ。
全くの手がデタラメなんですね。っていうのはどうしてかというと
タバコを吸う人は4000万人から1000万人くらいに減って女性の喫煙率変わらなくて
副流煙の濃度は30年前に比べればほとんど副流煙はなくなっているにもかかわらず
女性の肺がんとか乳がんは2000人とか3000人の規模だったやつがまあ10万人近くなっているわけですから
だから個別のコホート研究とですね、全体を見渡した結果と全く違う。」

コホート研究では、喫煙者と非喫煙者のふたつにグループわけをして、それぞれの肺癌死者数を比較している。
その結果、たばこを吸わない人に比べて、たばこを吸う人は男性では4.5倍、女性では4.2倍肺がんになりやすいとなっている。
「多目的コホート研究(JPHC Study)たばこと肺がんとの関係について」

武田先生は副流煙についても述べておられるので、副流煙のコホート研究についても見ておこう。

・受動喫煙のないグループと比べて、受動喫煙のあるグループは、約1.3倍肺がんになりやすいが、統計学的には有意ではない。
・受動喫煙のあるグループの肺腺がんリスクは、受動喫煙のないグループの約2倍高い。
・夫の喫煙本数別にみると、受動喫煙のないグループに比べ、日に20本未満で1.7倍、20本以上では2.2倍。
・肺腺がんのうち37%は夫からの受動喫煙がなければ起こらなかったと推計された。
・夫からの受動喫煙に職場など家庭以外の場所での受動喫煙が加わると、肺腺がんのリスクが、わずかですが上昇することが示された。
・受動喫煙中に含まれる化学物質によって肺腺がんが発生することが、動物実験でも示されている。


武田先生はこれ等のコホート研究をデタラメとおっしゃっているのだ。
その理由は、「女性の喫煙率が変わらず、副流煙も減っているのに、女性の肺癌や乳癌が増えている。」からであると。

これはすでに
喫煙による肺癌が減っているとしても、大気汚染や高齢化による肺癌が増えていれば
喫煙率が下がっても、肺癌は増えることになる(図②)と説明した。

肺癌の原因はいろいろ考えられるが、中でも高齢化は大きな原因の一つだと思われる。
実際、高齢化を考慮して年齢調整したグラフでは、肺癌死亡率は減少している。




動画書き起こし(ブログ主が適当に段落に分けて、タイトルをつけた。)

①医者は病気を治す専門家で、健康を守る専門家ではない。
0:00 今日の問題はですね医療の問題なんですが科学の分野として話を進めたいと思うんですね。
医療の問題っていうのはですね、前回医療の方でお話したように、お医者さんっていうのは病気を治す専門家なんですね。
病気というのは健康が害された状態、つまり補修修理の専門家なんですね。
だから修理した人を治すという点についてはまあ日本の特にあのお医者さんとは大したもんで、
本当に身を投げ打ってやっております。
ただ健康を守るというのは違うんですね。
健康な人っていうのは病気をしてる人と違うんですよ。
健康な人ってのは何の故障もなく快調に走っている車なんですね。
その車が快調に走るためには、設計とかエンジン設計とかですね、そういうのが整備とか
そういうのが問題であって故障修理じゃないんですね。
ところがその故障修理の人がですね、設計分野にほとんど訓練なく、方法もよくわからずに突入した。

②タバコが肺癌になる、というのは医者のまちがいで、コホート研究がその間違いを裏打ちした。
1:12 これは主にではですね、1980年くらいからのタバコの問題がそうなんですが
タバコを吸って吐いがんになった人を観察していたお医者さんがですね間違ったんですね
1万人の人がだいたい肺がんになりましたが、残り3999万人のタバコを吸って健康人の状態っていうのは全然違ってたんですよね。だからタバコ吸って肺癌になるかという問題はお医者さんには解けなかったわけです。間違ったわけですね。
ところがそれを裏打ちしたのが実はコホート研究といわれる、まぁ最近その健康な人をあまり研究したことないお医者さんがですね科学的に間違った方法を使っているんですね。

③コホート研究とは何か。
1:55 このコホート研究は素人はよく分かりやすいんですよ。
例えば1万人なら1万人数をとってですね、タバコを吸っている人はどうかとか、それから朝ごはんを食べている人はどうかとかですね、野菜を摂ってる人はどうかという研究をするんですね。
で1万人の人で野菜を1日200gとっている人と300g とっている人とを比べると
200グラム野菜をとってる人よりか300g 野菜をとっている人のほうが健康だったと、こういうようなのがコホート研究なんですね。

④コホート研究は危険
2:32 このコホート研究というのはですね、まぁ私のように科学を長くやってきた人はですね、非常に危険な方法であるということがよくわかってるわけですね。
こんな方法でもしですね、飛行機の材料とか新幹線の車軸とかやったらですね、たちまち事故が起こります。
というのはですね、科学とか自然現象かそんなに簡単にですね、何かをや整理して、それで例えば野菜をうんと食べてる子はどうだ何ちゅう結論を出すとですね、それはもうほとんどの場合は間違ってるわけですよ。
まあ100個に1個くらいからですね、偶然に会うこともあるっていう感じなんですね。
例えば例をあげましょうか。そう言ってもですねそんなことないよと。
だっで野菜を食べている人と野菜を食べてない人と比較したら、野菜を食べている人のほうが健康なんだから
それはそれでいいじゃないかと思うんですよね。
それは実はねどういうトリックがあるかって言うとですね、しょっちゅうあるんです。
これはもう一般的なことなんですよね科学の世界では。ちょっと難しい科学の世界ではですね。

⑤コホート研究はどんな結論でも得ることができる。
3:37 例えば温暖化ちゅう問題を取り上げましょうか。
20世紀1900年から2000年の間の100年間、だんだんだんだん地球の温度が上がってきたと言うのがあるんですね。
でこれは何だろうかということを整理した人がですね、例えばですね、自分の年齢と比較しますね、国民の年齢でもいいですね
そうすると 1900年に生まれた人がだんだん年をとっていくと気温も上がっていくという綺麗な直線が得られます。
そうするとコホート研究ではですね、日本人の年齢が経つと地球が温暖化するっていう結論になるわけですね。
私よく昔そういったんですよ。 co2二酸化炭素が温暖化ガスと言われてますけども、
co2濃度が増えると地球は温暖化するというのは、随分言われた時期があったんですね。
それで私がですね、
「そんなことってありませんよ。そんな整理の仕方だったら武田邦彦の年齢が上がれば地球が温暖化するっていうことを同じように言えます」とこういったわけですね。
みんなその意味がその時よくわからなくてボカーンとして言っておられたんですが
実はですね科学っていうのはですね、もうさまざまな要因が非常に複雑に絡み合っているので
一つのこうなんつーか先入観というか、なんかこういう傾向がないかなと思って調べるとほとんどの場合傾向が出てくるんですよ。だから武田邦彦の年齢が1歳上がることに地球の温度は0.1度上がるなんて結論になるんですよ。
それはそうなんですよね。どうしてかというと、全然因果関係もなんでもないんですけども
私は1年経つと1歳としておりますよね。地球の温度がずっと上がり続けてる場合ですよ。1年に0.01度とが0.001度上がるとしますね
そうすると武田邦彦の年齢があがるたびに地球の温度が上がると。
だからこれは武田邦彦の年齢によるもんなんだ、ちゅうですね結論になっちゃうんですね。
これはあの現在の co2による温暖化も同じなんですよ。co2は毎年増えてるんです。
 co2は毎年増えて地球の温度は毎年高くなっている。そうするとですね、 co2が増えると地球の温度が増えるなんてことはすぐ関係しちゃうんですね。
そんなもんじゃなくてもいいんですよ。
たとえばインドの GDP、インドの生産性が上がると地球の温度は上がるということもなりますね。コホート研究なら。
それでは例えば技術も革新しますからね、テレビが見やすくなるたびにテレビの画質が良くなるたびに地球が温暖化するとこう言ってもいいんですね。
つまりある傾向が見られるときにその傾向を何かの原因にするということはコホート研究的にはもう簡単にできるんですね。
ですからコホート研究とは基本的にはダメなんですよ。まあ簡単にはどんな結論でも得られるんです。
どんな結論でもいられるから社会をごまかすことができるんですね。
これそのその関係が本当に科学的にあるかとか別の意味から整理をしてそれでそうだっていうんじゃないんですね。

⑥タバコのコホート研究について
7:23ですから例えばのタバコをすうと、もちろん一番もっとはっきりしているのは副流煙を吸うと肺がんになるんだ。
全くのデタラメなんですね。っていうのはどうしてかというと
タバコを吸う人は4000万人から1000万人くらいに減って女性の喫煙率変わらなくて
副流煙の濃度は30年前に比べればほとんど副流煙はなくなっているにもかかわらず
女性の肺がんとか乳がんは2000人とか3000人の規模だったやつがまあ10万人近くなっているわけですから
だから個別のコホート研究とですね、全体を見渡した結果と全く違う

⓻誠意ある科学者は個別のコホート研究をすてる。コホート研究は政治用の研究。
こういう時に私たちは科学者誠意ある良心のある良心を持った科学者はですね
絶対に疑って個別のコホート研究を捨てるんですよ、普通は。
ですからここにですね、医療の研究者は科学的良心を持ってもらいたい。
科学的的良心っていうのはですね、コホート研究で出した結論というのは様々なものが出るんだと
だからこういう集団でこういうことを研究したらこうなりましたっていうのはですね
一個や二個じゃあ絶対に学術論文なんか書けないんですよ。
だけど最近のタバコをはじめとしたそういう健康で朝ごはんを食べたのがて、くだらないぞあるんですが、野菜とかですね。
全部コホート研究つまり政治用の研究なんですね。
これはですねロシアとかナチスとかがやった研究なんですよ。
ナチスはいくらでも研究してるんですよ。ユダヤ人は劣等民族だというコホート研究ってあるんですよ。
それすらね、そのなんかユダヤ人とゲルマン人のある集団をとってですねまぁで数学ができるかどうかなんかやったらですね、必ずある。
あらゆる傾向が出てくるんだから好き勝手にできるんですね。これはまぁちょっと政治に絡んでるのはほとんどそうなんですよ。
まあ原発の被ばくとの関係なんかもそういうのがあるんですね。
ですからこれはですね普通の人つまり科学の訓練を受けてない・・・
お医者さんは科学の訓練受けてないといってもいいんですけどね
まああのお医者さんに悪いんですけど、お医者さんのほとんどは治療の研究をされてて
科学の本当のこの現象をどう見るかというようなことはですね、あまり得意ではないんじゃないかと思うんですね
ただ威張っておられますからね、私なんかが医療のこと、病気のこと言うと俺の方がよく知ってるって言うけど
そうではなくて人間の体と病気の関係は科学の範囲なんでそこをですねやっぱりグッとこらえて良心的な結論を出してもらいたいと思います。



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