①太陽は赤くない。
絵を描くとき、日本では太陽は赤色で描くことが多い。
しかし、外国では太陽は黄色で描くことが多いそうだ。
ええ!と驚いた。
しかし、よく考えてみると、日中の太陽は赤くない。
また上の夕日の写真は赤いが、写真のストックを見直してみると、下の写真のように、赤くない夕日の写真のほうが多かった。
⓶太陽は黄色
星には赤・黄・青などさまざまな色のものがある。
惑星や衛星の色は反射光によるもので、星の表面にある物質が何色の光を反射するかによって色が違ってみえる。
たとえば火星は表面の酸化鉄が赤い光を反射するので赤く、木星は表面のメタンが黄色い光を反射して黄色に見える。
地球の大気と水は青い光を反射するため青く見える。
自ら光を発する恒星の場合、星の温度によって色が変わる。
表面温度3600K以下・・・・赤・・・・ペテルギクス、アンタレスなど。
3600~5000K・・・・・・・橙・・・・アルデバラン、アークトクルスなど。
5000~6000K・・・・・・・黄・・・・カペラなど。
6000~7500K・・・・・・・薄黄・・・プロキオン、カノープスなど。
7500~11000K・・・・・・・白・・・・シリウス、ベガなど。
11000K以上だ・・・・・・・青白・・・リゲル、スピカなど。
太陽は、5000~6000kで黄色である。
スポンサーサイト