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ミシャグジ様の謎⑤ 交野ヶ原の天の川伝説 


ミシャグジ様の謎④ 『何度作っても神殿が焼けてしまう神社』  よりつづきます~
トップページはこちらです→ミシャクジ様の謎① 昔の人は岩を落ちてきた星だと考えた? 


①天田神社はアルタイル、星田妙見宮の織女石はベガ

前回の記事で、私は次のように書いた。

星田妙見宮から天野川を挟んだ対岸には天田神社があり、天田(豊に実る田)の神を祀っている。
この天田は牽牛が耕す田で、対岸の織女石は織姫であると考えられたという。

このような伝説があり、交野ケ原と呼ばれた大阪府交野市・枚方市あたりは七夕伝説発祥の地とされている。

星田妙見宮 織女石

星田妙見宮 織女石

天田神社

天田神社

七夕伝説とはみなさんよくご存じのように、年に一度、旧暦の7月7日に牽牛と織姫が天の川にかけられた鵲の橋をわたって逢瀬を楽しむという伝説である。

この伝説は夏の夜空を擬人化したものとされている。

すなわち牽牛はアルタイル(牽牛星)、織姫はベガ(織女星)であり、鵲がかける橋は白鳥座だといわれている。

観音山公園付近 石碑

中山観音寺近くにある説明板

天田神社はアルタイル、星田妙見宮の織女石はベガに喩えられたのだろう。
そして天田神社と星田妙見宮の間を流れる川はずばり、天の川という名前である。

②中山観音寺の牽牛石はアルタイル、機物神社はベガ

交野が原にはもう一組、牽牛星・織女星に喩えられた場所がある。

中山観音寺跡(観音山公園)にある牽牛石と、機物神社である。

下の地図の東側、第二京阪道路とJR片町線が交差するあたりに機物神社が、西側香里ヶ丘中央公園の南あたりに中山観音寺跡がある。
5kmほど離れているだろうか。



郡津駅の西側を南北に流れる川は天野川である。

天野川は天上の天の川を、中山観音寺はアルタイル(牽牛星)を、機物神社はベガ(織女星)を表すものとされ
天野川には牽牛と織姫が年に一度逢瀬を楽しむという合逢橋もある。


観音山公園 牽牛 七夕飾り 
中山観音寺跡(観音山公園)

中山観音寺 牽牛石 
中山観音寺跡(観音山公園) 牽牛石

機物神社 七夕飾り 
機物神社

機物神社の背後には交野山があり、巨大な磐座がある。もしかしたらこれが機物神社のご神体で、織女石かもしれないと思った。

交野山

交野山 ↑↓


交野山

交野山 観音岩

交野山 磐座

③小さな男神と大きな女神

牽牛石に比べて交野山の磐座ははるかに巨大である。
その巨大な磐座が女神の織姫を表す磐であるというのはおかしいように思うかもしれない。

しかし、雛人形のルーツになったともいわれる和歌山県加太の淡島大社の雛守りは、男装をした神功皇后と赤子の応神天皇のペアであり、神功皇后の方が大きく作られている。

また少彦名神と大穴持命のペアの話が記紀にあるが、大きな穴を持つ神(命)とは女神ではないだろうか。

大穴持命は大国主の別名とされ、大国主には妻があるところから男神だと考えらえる。
すると大穴持命も男じゃないのか、といわれそうだが、
どうも日本の神は性別がルーズなようで、

謡曲三輪では男神であるはずの三輪明神は女神として登場している。
また祇園祭の岩戸山のご神体の天照大神は女神ではなく男神だった。

聖徳太子が女性に生まれ変わって親鸞の妻になろう、と言ったという話もある。

また交野山が女神、磐座は男神で男女和合を表しているようにも見える。

④天田神社に牽牛石はあるか?

もう一度、天田神社の写真を見てみよう。

天田神社

天田神社

天田神社由緒と記された説明板の後ろにある石は、なんとなく中山観音寺の牽牛石に似ている。
もしかするとこの説明板の後ろにある石が天田神社の牽牛石なのかもしれない。

中山観音寺 牽牛石 
中山観音寺跡(観音山公園) 牽牛石

枚方パーク 夕景

天の川より枚方パーク観覧車を望む。



ミシャグジ様の謎⑥ 沼をご神体とする神社 につづきます~



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[2019/08/28 14:51] ミシャグジ様の謎 | TB(0) | CM(0)