
ある女性市議が赤ちゃんを連れて議場に入ったというニュースがありました。
ああいうニュースは「ほのぼのニュース」として報じられてもいいような事だと思ったなあ~。
たとえば、議員さんたちがじゅんぐりで赤ちゃんを抱っこしたりとか
いつもは眉間にしわをよせてるようなおじさん議員が、「べろべろばあ~」とオモシロイ顔をしているとか。
泣いてる赤ちゃんを男性議員たちが懸命にあやしてるとか。
ところが、実際にはひとりの女性を大勢の男性がとり囲んで嫌~な雰囲気。
ニュース番組もまじめーーな報じ方で、多くの人が女性市議をバッシング!
何が何でも「子連れ議会をみとめろ」と言っているわけじゃないんです。
ただ、子供を連れて議場に入るの事が禁止されていて、よくないことではないとしても
彼女のやったことはそんなに大した問題ではないということです。
わいろ受けとったとか、政治資金を個人的なことに使って嘘の報告書書くとか、
そういう犯罪のようなことをしたわけではない。
なので、もう少し包容力をもって暖かく女性市議のことを見てあげてほしいと思うんです。
カリカリと女性市議をバッシングしている人はユーモア欠乏症なんじゃないかと思っちゃう~。
結構、同性である女性からのバッシングが多かったみたいですね。
女性が女性に厳しいというのは、それだけ女性が苦労しているということだと思います。
出産を機に会社を辞めざるを得なかった・・・・とか。
仕事を続けたいので子供をあきらめている・・・とか。
会社に子供を連れていくわけにいかないので、やむなくベビーシッターを頼んでいるがそのための出費がかさむ・・・とか。
気持ちはわかります。
でも、けしからん!とバッシングするより、
「私も子供産みたい!」
「私も会社に子供連れていきたい!」
と考えたほうがよくないですか?
自分より恵まれた状況にいる女性をバッシングすることは、
自分の置かれている状況をさらに悪化させることにつながると思うんです。
出産しても仕事をやめなくてすむ世の中のほうがいいと思いますし、
子供も職場に連れていくことができれば、安心できるでしょう?
とかく日本では大きな問題をスルーして、細かくどうでもいいようなことを深刻に受け止めるという傾向があると思います。
もう少しユーモア心を持ったほうが人生楽しくなるかも?
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